チタンスポークモデルを試作しました。

ホイール 作業日報

こんばんは。

最近画像を撮り忘れてばかりで久しぶりの投稿となりますが、チタンスポークを使用した新型ホイールを組みました。

ARP-45/55TLR Ti
前後で1350gです。
新リムのテストも兼ねているので前後で異なるハイトにしてみましたが、このサイズでこの重量はヤバ軽です。
リムの最大幅は28mmでブレーキ面の幅は26mmです。


リムテープ不要です。


ブレーキ面の加工は、いつものスリットタイプではなく、ドットタイプにしてみました。


ついでに(アレに良く似た設計の)新ハブもテストです。

リム重量はフロント45/28mmで405g、リア55/28mmで455gでした。
このリムはカーボンスポークモデルと同じリムなのですが、50TL CSのリムは415g前後が多いので、今回のリムはどちらもハズレっぽいけれど、それでも同サイズの他リムと比較するとかなり軽いです。

で、何より今回のメインはチタンスポークなのですが、チタンスポークは1本3.1gという驚きの軽さです。

軽さだけで言えば1本2.9gのカーボンスポークの方が優れていますが、カーボンスポークで組むにはハブもリムもニップルも専用品となり、専用ニップルは通常規格のニップルよりも重くなるので、ニップル込みで考えるとチタンスポークとほぼトントンくらいになります。

ですがカーボンスポークの方が本数が少ない上に専用ハブも軽いのでホイールでみるとやっぱりカーボンスポークの方が軽くなります。

で、チタンスポークは一般的な#14規格なので、ハブもリムもニップルも汎用品が使用可能です。
例えばCX-Rayで組まれた手組みホイールの場合は50gくらいダイエットできますし、例えばB〇RAやR〇VALやDURA900〇など#14スポークを採用している完組ホイールも更なる軽量化が可能です。