こんばんは。
レイノルズアサルトのお預かりです。
以前当店で調整と結線を行った個体ですが、それから何度か落車されているそうで、今回ホイール製作のご依頼のついでにお持ち頂き、点検・調整を行いました。
フロントは振れも無く、問題ありませんでした。
リアは微細な横振れとセンターがDSへ少しズレていました。
スポークテンションを確認したところ、前回調整した時よりも若干緩んでいる様でした。
恐らく落車の影響かと思われますが、ニップルが一ヵ所破損し掛けていました。
何とか回せない事もないですが、ニップルレンチの掴み代が変形してしまっているので、あまり調子に乗って締めていくとボロっといきそうです。
軽量化目的の為かかなり華奢なニップルが採用されているので、こういった変形も起こり易いのかと思われます。
とりあえずニップル交換もご提案しましたが、何とかそのまま使用出来ない事もない程度だったので、今回はノータッチで、今後何かのタイミングで一緒にニップル交換も行うというスタンスになりました。
前回調整した時点では、リムのスポークテンション上限値が不明だったのであまり追い込めませんでしたが、どうやら130kgfまで張れる様ですので、今回は変形したニップルを基準にして様子を伺いながらスポークテンションを増し締めしました。
それでも前回よりはかなり張れているので、もしかしたらシュータッチしてしまう症状も治まるかもしれません。