Willier Cento 1 Air 車両検査

作業日報

こんばんは。

ウィリエールの車両検査を行いました。


秩父・美の山チャレンジヒルクライムというイベントの車検です。


あまり有名でないイベントですが、検査項目は結構ウルさ細かくシッカリしています。

検査項目の内容は概ね問題はありませんでしたが、RDハンガーが曲がっていたので修正し、それによってズレた変速調整を行いました。

久々のスーパーレコードでしたが、やはりカンパはFDのトリムが細かくて良いです。

で、フレームに取り付けた際のリアホイールのセンターがズレているのを見付けてしまいました。

これはホイールのセンターではなく、フレーム側の問題で、リアエンドの切り欠きのセンターが出ていないと言う事です。

中華フレームでは当然の様な事例ですが、ちゃんとしたメーカーモノでコレは不良と言って良いと思います。

リアエンドを少し削って修正する事にしましたが、すでに両側共かなり削られているのであまり深追いするとガバガバになってしまい、走行中にハブ軸がズレてしまう可能性が出てきます。

なのでソコソコの所にしておいて、ほぼセンターが出る位にはなったのですが、どうしてもチェーンで引っ張られて左を向いてしまいます。

一応は走行に支障はでない程度なのでこのままお使いになるそうですが、これを修理する場合は、変に削られてしまっている部分をカーボンシートやFRPシートなどで埋めた上で、削り直す必要があります。

余談ですが、この


フレームの破損・クランク
というのは恐らくクラックの間違いかと思われます。