こんばんは。
最後のARP-454TU stdを組みました。
最後の、というのは2つの意味がありまして、
まだお知らせ出来ていませんでしたが、こちらの個体を最後に454リムの取り扱いを停止いたします。
そして、こちらのホイールはコロナ騒動に巻き込まれて納品が遅延していたオーダー分の最後のホイールでもあります。
予定より1ヶ月以上も遅れてしまい、お客様には長い事お待たせしてしまいまして申し訳ありませんでしたが、無事に全て納品出来て安堵しています。
前後で1367gです。
フロント・NDSは軽量スポーク、DSは高比重スポークでバネ組みです。
チューブラーリムは現行品でも外周にニップル穴が空いているので、組むのがとても楽です。
それと当店ではお客様のプロフィールに合わせてスポークテンションの調整を行っておりますので、チューブレス・クリンチャーリムの場合、空気圧でスポークが緩み、リアは左右でスポークの角度や元のテンションが異なる為センターがズレます。
なのでチューブレス・クリンチャーリムの場合は、タイヤを組み付けてからお客様の使用空気圧でスポークテンションとセンターの調整をする必要がありますが、
チューブラーリムは構造的に空気圧の変化がスポークテンションに影響しない為、ホイールを組み上げる時点でテンションもセンターも合わせられるので、チューブレス・クリンチャーと比較して作業が少なく済みます。