SHAMAL ULTRA C17 調整

ホイール 作業日報

こんばんは。

シャマルウルトラの調整を行いました。


画像は作業後。

海外通販で購入してから1000km程使用されたそうで、状態がどんなもんか確認がてらお持ち込み頂きました。

フロントはブレーキを掛ける際にシャシャッと一瞬引っ掛かる様な音がするそうで、横振れがあるのでは無いかとの事でしたが、
フロントはセンターが左へ0.2mmズレていたのみで縦横の振れは±0.15mm以内に収まっていましたのでブレーキ時に引っ掛かりが出る事は考えられません。

リアはセンターが右へ0.4mmズレ、1箇所軽い横振れがありました。

G3組み特有の取り切れない縦振れがありますが、ボーラ35等よりも全然マシなレベルです。

で、フロントブレーキの一瞬引っ掛かる様な音の正体は、ブレーキトラックにあった小さな棘の様なモノが原因の様です。

0.1mm程度のササクレの様な感じで、見た目では確認出来ない程です。
傷という感じではないので恐らく製造時、ブレーキトラックの表面を攫う際のバリが残ってしまったとか、そんな感じのヤツだと思われます。

恐らく使ってるウチに削れていってしまうだろうという事で、そのまま使用される事となりました。
因みに、C17はハブをバラす際に右側のエンドキャップが外れてしまった場合は、正しく対処しないと大惨事になりますが、
こちらのお客様はそれを懸念されてまだハブをバラせずにいるとの事でしたので、ついでにバラしてみたところ前後共ちゃんと左側が緩んでくれました。