RACING ZERO CARBON 調整とフリーボディのベアリング交換

ホイール 作業日報

こんばんは。

レーゼロカーボンのリアから異音がするとの事でお預かりです。


画像は作業後。

走行中ローギアに入れて脚を止めた時にゴッゴッゴッゴッという音がするとの事でしたが、スプロケがガタガタと動いてしまう状態だったので、フリーボディのロックナットが緩んでいるのだと思い、触ってみたら案の定緩んでいたのですが、締めてもガタ付きは収まりませんでした。

バラしてみたらフリーボディの外側のシールドベアリングが破損している様でガタガタでした。

ちょうどウチに使うアテの無いカンパ鉄フリーボディが余っていたので、それのベアリングを外し、レーゼロカーボンのアルミフリーボディのベアリングを打ち替える事で対処し、異音はしなくなりました。

リアは玉当たりが少しキツかったので、ついでにバラしてグリスアップし、玉当たり調整を行いました。

軽微な横振れとセンターズレがありましたがDS方向へのズレなので経年によるものだと思われます。
固着して動かないニップルが複数あり、センターは完璧には合わせられませんでしたが、大分マシにはなりました。

フロントは玉押しが少し緩くてガタがありました。

フロントも極々軽微な横振れとセンターズレがありましたが、フロントは経年でセンターがズレる事は無いので出荷時からズレていたのだと思われます。

フロントにも左側に2ヶ所固着したニップルがありましたが、何とか横振れも取りセンターも合わせられました。

車両に取り付け、ブレーキの調整も行いました。

作業の途中で雨が降ってきてしまいましたが、暫く止みそうに無いので雨の中自走でお帰りになられました。

こちらのお客様は近々また車両の方のメンテナンスでお越し頂く予定です。