新型カーボンスポークモデルを試作しました。

ホイール 作業日報

こんばんは。

なかなか記事を書く時間が取れず後回しにしまくっていたら、なんやかんやで2ヵ月近く振りの更新となってしまいました。

取り合えず、現在ラインナップに記載しているカーボンスポーク(CS)よりも更に軽量な新型(CSL)がリリースされ、一番需要がありそうな45TLリムで試作したので取り急ぎ記事にします。
CSは1本2.9g
CSLは1本2.28g
なので約27gの軽量化になります。

因みに最近よく間違われるのですが、モデル名のARP-45TLR CSLというのはチューブレス(TL)のリムブレーキ(R)で、チューブレスレディという意味ではありません。
ディスクブレーキはTLDとなります。

現行のリムはTLタイヤであればシーラント無しで運用可能です。

しかしこの45TLRという表記は、決めた当初も何かちょっと紛らわしいかなと薄々感じてはいたものの、他に良さげなのが思いつかなかったので採用しましたが、今記事を書きながらR45TL・D45TLの方が判り易くて誤認される事も無かったかなと思いました。

モデル名がコロコロ変わるのは大変よろしくないとは思いますが、ウチ程度の規模のホイール名なんて誰もそんなに気にしてないだろうと開き直って、むしろ最初からそうだったよくらいの感じでシレっと変更しちゃおうかな。

ARP-R45TL CSLです。

画像は作業後。

2本とも最軽量級のリムだった為、前後で1244gというイカれた重量になってしまいましたが、基準値での計算重量はR45TLで1295g、D45TLで1270gになりますので、今回の重量には再現性はありませんのでご注意ください。


CSLの見た目的な特徴としてはスポークの両端がシルバーになっています。


ハブ側もこんな感じです。


当然ですが、リム外周はホールレスです。

こちらは店頭サンプルとして、ご来店頂ければ店舗周辺の試乗も可能です。
タイヤは前後ともIRC RBCC 28C TLになります。
因みにバランスウェイトはF6.1g/R7.2gでした。

スポークの特性としてはCSとそれほど変わらないんじゃないかなと想像していますが、ある程度のデータが揃ったらラインナップ上でCSとCSLを共存させるのか置き換えるのかを正式に決定したいと思います。

それまではCSLのオーダーは、実際に試乗されて乗り味をご確認頂いた方のみ承る事とします。